2003-05-07 第156回国会 衆議院 法務委員会 第10号
それから、当然、著作関係で紛争問題というのが起きていると思いますけれども、そのあたりについてお答えください。
それから、当然、著作関係で紛争問題というのが起きていると思いますけれども、そのあたりについてお答えください。
第一の問題を今から翻ってみますと、著作者等の貸与権の行使に当たっては、公正な使用料によって著作関係者と、先ほど加戸次長からお話があったような、大変努力をしてそれぞれのところに問題を解決し、解決しつつあるということであろうと思うわけであります。 実演家、レコード製作者及び放送事業の問題は、今、直前にお話があったようなことでございまするから、これは課題を大きく残してであります。
つまり印税を加えますと、一つの本にかかってくる著者、著作関係の使用料というものは、一五%、一八%あるいは二〇%の高率になるわけであります。これは翻訳書の定価を、普通の日本人の書いたものに比べまして、相対的に押し上げる結果となります。定価を上げますと、売れ行きは当然減ってまいります。値上げによりまして、負担というものは結局最終消費者である読者に転嫁されることになります。
そこで一つ、これもさっきの問題に関連してお願いをいたしたいのですけれども、著作関係の収入——今おっしゃるように、新聞に連載したときのものと、それが再版されて本になって出るときと、やはりいろいろ事情は違うでしょうから、そういう問題についてあなた方の方での標準率に何らかの変化があることはいいと思いますけれども、問題は、やはり経費とは一体何ぞやというところ、この点が非常にむずかしい問題としてあると思うのです
○松岡(松)委員 もう時間も経過したのでやめますが、ただ、私は、はなはだ遺憾なのは、この著作関係の契約と採択との関連について、いま一時間も与えていただけば、この真相をさらに明瞭にすることができるかもしれぬと思うのですが、私の意見をこの委員会に発表するのはこれで終ります。
○国務大臣(天野貞祐君) 従来ほかの審議会についてもそういたしておりまするけれども、民間の学者とか、殊に著作関係の人とか、又は学識経験者とか、そういうような人たちを主にして選択したいと思つております。
やはりそれは何か著作関係の諸君と、大藏あるいは文部関係の諸君と、合同委員会というような、ただいまの文部省のお話のようなものを設けて、そこで妥当な結論を出すという道が一番いいと思います。今の松本委員からの御質問に対して、文部当局はまだ具体的にはそういうお話をしたことはないというお話でありましたが、これは文部当局としても、ひとつまじめにそういう話を進めてみられてはどうか。